はちみさんの航海日誌

3人の子どもと夫と猫とアロマティカス

長男とおねしょ その2

早速、長男と夜尿症の相談のできる病院へ行ってきました。

ほあしこどもクリニック元院長、帆足英一先生監修のリーフレットもいただいたので、簡単にまとめます。

おねしょ・夜尿症の悩み解消「おねしょ卒業!プロジェクト」 (onesho.com)

↑筆者がたまたま広告から辿り着いたこちらのサイトも参考にしています。

 

 

夜尿症とは

「夜尿症」と名前がつくとたいそうに聞こえますが「おねしょ」と何が違うのでしょうか。

定義は以下の通りです。

 おねしょ・・・5歳未満の子供の夜のおもらし

 夜尿症・・・5歳以上で月1回以上のおねしょが3か月以上続く

治療は、小学生になっても夜尿が続く場合が一般的なようです。

 

夜尿症も3種類

 多尿型・・・一晩の尿量が多い。

       日常的に水分を多く取っている傾向がある。

       成長過程で増えてゆく「尿を濃くして、尿量を少なくする」抗利尿ホルモンの分泌が夜間に低下しているケースも。

 膀胱型・・・膀胱が小さいことが原因で夜尿をしてしまう。

       日中におもらしをしてしまう傾向も。

 混合型・・・夜間の尿量が多い&膀胱が小さい。

       多尿型+膀胱型、なので重症のタイプともいえる。

お子さんのタイプはどれに当てはまるでしょうか?

次は目安となる数字を紹介します。

 

夜尿症のタイプの見分け方

夜間尿量の測定方法と目安

オムツに残った尿の重さ+朝イチで出た尿量を計測すると目安が分かります。

新生児のころ、産院でやったアレですよ、アレ!懐かしい!

小学1年生(6歳前後)なら200cc以下が目安のようです。

膀胱容量の測定方法と目安

「もう無理!もれる!!」とギリギリまでおしっこを我慢させてからの排尿量を測定。

小学1年生(6歳前後)なら150cc以上が目安のようです。

 

うちの長男も尿量を計る紙コップに目安のメモリに印を入れてもらい、家で測定しました。

衛生的に何度も使うわけにはいかないので、継続して測定する場合は紙コップに水を入れて、メモリを書いて自作するといいと思います。

 

日常生活でできること

夜中に起こしてトイレをさせない

抗利尿ホルモンはぐっすり寝ているときに分泌される為、逆効果になる。

「起きて漏らしている」状態になり、根本的な解決にはならない。

寝不足にもつながる。

夕方からの水分を控える

朝、昼にしっかり水分は取らせましょう。

夕食は早めに終わらせ、食後はコップ1杯の水分にとどめましょう。

規則正しい生活リズムを

夜更かしは厳禁!早寝早起き。

食事の時間も毎日同じ時間に。

お通じに良い、バランスの取れた食事を。

身体の冷えにも注意。

 

全部を一気にするのは大変だと思います。

私もできていません…

少しずつ、根気強く、習慣づけていきましょう!

では最後に覚書も兼ねて、先生とのやり取りを載せておきます。

 

先生とのQ&A

椅子に座るなり、男性の大事な部分の断面の模型に興味津々の長男、いち。

先生「おねしょ、どれくらいの頻度ですか?」

私「週2,3回だったものが、最近は毎日のようにします。酷いときは夜用オムツが決壊して敷布団までぐっしょりです。」

先生「ぼく、おねしょしちゃうのか~。」

いち「うん!」

先生「日中には漏らさないし、6歳くらいならまだ気にしなくていいですよ。

私「え、いいんですか?」

先生「身体が平均より少し小さいし、きっと夜に尿を濃くするためのホルモンの分泌がまだ完全じゃないんでしょう。全然心配いらないです。」

私「この子、低体重児だったのですが、関係ありますか?」

先生「ないですね(きっぱり)」

私「それは安心しました。」

先生「ホルモン剤を投与することもできますが、この方法だと投与をやめた瞬間に元に戻ってしまいます。」

私「なるほど。」

先生「本人が危機感を持てばピタッとおさまることもあります。なので、気長に成長を見守ってあげてください。怒っちゃダメですよ!」

私「耳が痛いです(笑)。」

先生「小学校へあがって、お泊り合宿がある時にまだおねしょが続くようならもう一度相談に来てください。対策を考えましょう。」

私「分かりました、ありがとうございました。」

 

結局触診も無く、尿検査と問診のみでしたが、低体重児だった子どもの親としては本当に一安心でした。

 

結論!うちの場合は…

つまるところ、長男のおねしょは

現地点では急いで対処する必要はなく

身体の成長を気長に見守るしかない

ということになります。

4月からは年長さんになり、お泊り保育も心配ではありますが

穏やかな心で(できるかなぁ…)見守っていきたいと思います!

 

ここにきている方は、子育てに家事に加え、お仕事をされている方もいらっしゃるかもしれませんね。

日々、子育てに奮闘して本当におつかれさまです。

そこに加えておねしょの心配もされて…

子どもに対する心配事は尽きませんよね。

その分、期待することも多いはず。

一緒に子育てを楽しんで、頑張っていきましょう!

少しでも「おねしょ」に悩む方々のお力添えになれたならば幸いです。

 

参照先リンク

最後に、今回参考にさせて頂いたサイトのリンクを再掲します。

おねしょ・夜尿症の悩み解消「おねしょ卒業!プロジェクト」 (onesho.com)

もっと詳しい「おねしょ」「夜尿症」についての説明や

現状を把握するためのチェックシートを見たり

夜尿症を相談できる近くの病院を検索することもできます。

この検索機能に私も助けられました!

ぜひご参考にしてください。

 

それではまた次の機会に。